コラム

2018/04/13

新チーム期待と不安(山梨H・I)

新チーム期待と不安


▼4年に1度のサッカーの祭典「FIFAワールドカップ」がやってくる。日本代表の活躍する姿を妄想するだけでワクワクが止まらない。代表ユニフォームを装備して日本の地から応援したい


▼4月9日。世界中に衝撃が走る出来事が起こった。3年間代表チームを引っ張ってきたハリルホジッチ監督の電撃解任。あまりに突然のことで空いた口がふさがらなかった。日本サッカー協会が下した決断には賛否両論があり、「なぜ今」「今までは何だったのか」「代表が楽しみになった」などたくさんの声が飛び交った


▼チームのトップが代わると組織体制はガラッと変わる。これは行政や企業でも同じだろう。春先は人事異動をはじめ、入学、就職など人の行き来が激しく、体力的・精神的に疲労がたまる季節なのかもしれない。サッカー選手はこういったことに慣れているとはいえ、気持ちを切り換え一丸となって突き進む姿勢はぜひとも見習いたいところだ


▼ガンバ大阪の指導経験を持つ西野朗前技術委員長が率いる「新生西野ジャパン」。賽(さい)は投げられた。ここまで来たらやるしかないのだ。残るわずかな準備期間で、日本の武器「組織力・連携力」の精度を上げて、まずは1勝、あわよくばベスト16まで勝ち進んでほしい


▼春は出会いと別れの季節。お世話になった人の異動・退職は少し悲しいことではあるが、新しく配属となった人と新たなタッグを組むことは楽しみの一つ。業務の引き継ぎや新しい仕事に苦労している声も聞くが、日本代表のように新チームでも協力し合い、これまで進めてきた事業や新規事業をゴールまで運んでほしい。(山梨H・I)


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