コラム

2018/11/15

漢字苦手は世界の共通語(新潟・TN)

漢字苦手は世界の共通語


▼先日、世界の言語ランキングが気になったので、ウィキペディアで調べた。母語として使われている言語は多い順に、1位中国語、2位英語、3位ヒンディー語、4位スペイン語となっていた。人気がありそうなフランス語は11位で、日本語の9位より下位にランクされていたのは意外だった


▼逆に消滅の危機にさらされている言語もあり、驚いたことに誰もが知っているアロハという言葉を使うハワイ語が上がっていた。ちなみにハワイ語には、急ぐなどの意味であるウィキウィキという言葉があり、ウィキペディアの語源であるそうだ


▼外国人が日本語を学ぶ際の苦手なものとして「漢字」という話を聞いたことがある。子どものころから日本で生活している人にとって、当たり前のように使っている漢字は「一字で意味が伝わって便利なのに」と思う人も少なくないはず


▼そこで漢字の覚え方で良い方法がないかと調べてみると、何度も書いてみるのは当然だが、映画や音楽を使いながら学習する方法も書いてあった。さらにいくつかのウェブサイトで調べると「簡単に~」などと謳(うた)ってはあるものの、一朝一夕というわけにはいかないようだ。日本では小中学校で2000字以上勉強するが、特に小学生のころは嫌々ながら書き取りをやらされた記憶がある。外国人が漢字の形を覚えて意味を理解し、発音までこなすとなると、苦手となるのは必然かも


▼しかし語学学習では「楽しむことが大事」とのネットでの書き込みもあり、自身の経験からもまさにその通りだと思った。建設業では外国人を受け入れているが、漢字で苦労が少なければと願う。(新潟・TN)


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