コラム

2019/10/03

ビールを片手に思うこと(群馬・TH)

ビールを片手に思うこと


▼秋の風が心地よい季節になった。スズムシやコオロギなどによる落ち着いたコンサートが開催されている。会場から漏れてくる音色をさかなに、ビールをぐびり。秋の夜長の楽しみだ


▼気分が良くなると「もう一杯、もう一杯」とついつい飲み過ぎてしまう。飲みたければ飲めばいいと思う反面、気になることもある。下っ腹についたぜい肉の成長だ。久しぶりに会った親戚からは、第一声で「太った」と指摘され、家族からも「もう少しなんとかならないか」と要望が上がりっぱなし。こちらの回答は議会答弁よろしく「前向きに検討する」の一点張りだった


▼お盆休みの初日、一念発起した。ランニングシューズを引っ張り出し、ウエアを買った。最新のランニングアプリもダウンロードし、準備万端。たわわに実ったわがままボディと今生の別れを告げるため、有酸素運動に踏みき切った


▼1日目=慌てず焦らず、ゆっくりと。ペースや走行距離は気にせず、20分完走を行った。2日目=前日の筋肉痛と相談しつつ、走行時間を25分に延ばす。3日目=下半身の痛みが取れないため、5㎞のウオーキングに切り替える。4日目=足の痛みが強くなり、日常生活にも影響が出始めるが、なんとか4㎞走る


▼5日目…挑戦はいったん幕を下ろした。両足の痛みが増していくからだ。おそらく準備運動不足やクールダウンに問題があったのだろう。三日坊主とはよく言ったもので、何か問題があるときは3日目で限界が来るようだ。この夏の失敗を糧に、この秋にはランニングを習慣化することを誓い、もう1本だけビールを飲んでから寝よう。(群馬・TH)


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