コラム

2020/01/21

イートインで過ごす食事(山梨・SA)

イートインで過ごす食事


▼コンビニエンスストアのイートイン(店内飲食)スペースで食事を済ませることが最近多くなった。購入し温めてもらった後、店内で食べることができ、ごみの捨て場にも困らない。トイレの心配もなく食事が可能。食べた後は買い忘れた商品などを購入できる。コンビニは時代に即した対応や新商品が集まっている


▼コンビニが展開するサービスの変遷は目まぐるしい。今では当たり前となっているおにぎりの販売や公共料金の支払い、宅配便やコピー、ファクス、通販の受け取りなどにも対応できる。トイレも利用が可能になり、ついには店内で食事もできるようになった


▼外国人の店員がレジ対応をしているのも今では珍しくなくなった。イートインで使うコンビニで利用時にほぼ遭遇し、会計後には「ありがとうございました」と、日本人よりも丁寧なあいさつをされると、どこか恐縮してしまう


▼かつて存在した地元コンビニチェーン店の多くは大手に吸収されるなどで消えてしまった。とあるチェーン店のコンビニでは、冷凍した弁当を解凍して売る商品があっておいしかった。もう食べられないのはとても残念。独自色が強い商品こそ良かったというのはよくある話


▼昨年10月の増税からイートインの利用は少なめに感じるが、さまざまな人に遭遇する。学生が食事をしながら勉強に励んだり、パソコンで仕事を進めながらの人も。コンビニは限られたスペースで新たなサービスを次々に生み出し、便利さを追求する拠点と言えよう。今後も驚くようなサービスと商品の登場に期待しながら、コンビニで温めてもらったのり弁当に箸を進めた。(山梨・SA)


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