コラム

2020/11/28

総理大臣の生まれ故郷(茨城・YK)

総理大臣の生まれ故郷 


▼総理大臣が新しく任命されると出身地が取り上げられることがよくある。現在の菅義偉第99代内閣総理大臣は秋田県出身。わが地元の茨城県は、総理大臣がまだ一人も出ていない。非常に残念である。生きているうちに、茨城県出身の総理大臣が誕生してほしい。先日、都道府県魅力度ランキングで最下位を脱出した。そのような話題性あふれる素晴らしい県だ


▼昨年まで山口県の湯田温泉の近くに住んでいた。山口県は歴代総理大臣の輩出数がナンバーワンなのである。安倍晋三氏、初代内閣総理大臣の伊藤博文氏の出身地でもある。山口県は日本海と瀬戸内海に面し、本州の西の端に位置する。茨城県からは約1000㎞離れており、特急ときわと新幹線のぞみを乗り継いで約7時間かかった。それでも車窓から見る景色はとても良かったが、お尻が痛くなった


▼山口県は茨城県を横にしたような形をしている。県東部は広島県と隣接していて女性の方でも「~じゃけん」と言ったり、県西部は福岡県と隣接していて「なんしようと?」などの方言を使う。「~だっぺ」の茨城弁とはまた違っていて不思議な気分になった


▼食べ物では茨城県は納豆が有名だが、山口県はふぐ料理、瓦そば、山賊焼きなどが名物。旅番組などでもよく取り上げられる。観光地では角島大橋(つのしまおおはし)、元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)、錦帯橋(きんたいきょう)、秋芳洞(あきよしどう)など。そのほかSL「やまぐち」号も有名だ。山口県山口市から島根県津和野町を走っていて、全国から鉄道好きが駆け付けるほど


▼住んだのは数カ月ではあったが魅了された。歴代総理も過ごした、魅力たっぷりの山口県に足を運んでみてはいかがだろうか。(茨城・YK)


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