コラム

2021/06/16

早めの暑さ対策を(長野・RM)

早めの暑さ対策を


▼6月に入り本格的に夏の気候になりつつある。朝夕はまだ涼しいとはいえ、日中との気温差でだるさを感じる日々が今年もやってきた。さらに、マスクをすることが当たり前になり、余計に暑さを感じてしまう今、暑さを軽減するには何が効果的なのだろう


▼風通しを良くするために大きめのサイズの服を着ることがあるだろうか。実はそれは逆効果なのだそう。空気には熱を保温する作用があり、服と体の間に空気の層を作ってしまい、逆に暑くなってしまう。ピタッとするインナーを着た方がすばやく汗を吸収し、外へ熱を放出できるのだ


▼また、保冷剤も身近にある冷感アイテムだ。冷凍庫に入れっぱなしなのであれば、ぜひ使ってみてほしい。タオルなどでくるみ、首に巻けばかなり涼しくなる。夜寝るときに使用すれば、寝苦しさもかなり和らぐはず


▼今や多くの家庭や職場で設置しているエアコン。冷房の設定温度は28度が推奨されている。しかしこの設定温度、実は明確な根拠はないのだそうだ。28度に慣れていて、温度を下げることに罪悪感を持つかもしれないが、年々気温が上がっているのだから、冷房の温度を下げなければ、居住環境や職場環境が悪くなり、熱中症などのリスクが高まってしまう。電気代などがどうしても気になる場合は、室内の湿度を管理すると、体感温度が低く感じられる


▼近年の暑さは、本当に耐え難いものになってきている。前述したこともそうだが、基本的な水分補給や、今ではさまざまな冷感グッズも登場している。熱中症を予防し、暑い夏を少しでも快適に過ごすためにも、早めの対策を。(長野・RM)


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