一般競争入札が有力(がんセンター新病院建設)
14年度当初に工事費要望
がんセンター新病院=完成予想パース=を計画しているがんセンター新病院建設室は、14年度の当初予算へ第1次工事となる病棟、中央診療棟、エネルギーセンターの工事費のほか、単年度では工事が完成しないため、債務負担行為での工事費も合わせて要望している。建設場所は現在の病院敷地内となる太田市高林西町。新病院本館の規模は、10階建ての病棟のほか、3階建ての中央診療棟など総建築面積9、249・45u、総延べ床面積3万2、997・98uとなっており、14年2月までの工期で実施設計が進められていることから、それぞれの規模については流動的だが、概算事業費で判断しても一般競争入札での発注となりそうだ。建設スケジュールでは9月にも着工する予定になっていることから、14年8月頃には一般競争入札の参加申請案内が公告となる見通し。
がんセンター新病院整備の基本的な指針は、 (1)がん対策拠点施設として新時代のがんセンターの整備 (2)将来にわたって高度医療が提供可能な信頼される病院 (3)患者を中心とした優しく温もりのある療養環境の創造 (4)豊かな自然とともにゆったりと展開する理想的な医療環境−−の4点。
この指針に基づき計画された新病院本館は、病棟(10階建て)、中央診療棟(3階建て)、外来棟(2階建て)、通院治療センター(1階建て)、エネルギーセンター(2階建て)を備えた総建築面積9、249・45u、総延べ床面積3万2、997・98uとなる。地上10階建ての病棟となることから、最高高さが49・5m、また当面の駐車台数として約500台分のスペースを確保する。
それぞれの棟の整備内容は、病棟を看護動線の短い三角形病棟とし、ゆとりある病室、快適なトイレ、病棟食堂などを備え快適な入院環境を提供する。
外来棟は、ゆったりした待ち合い、分かりやすい臓器別外来とし、入院せず長時間の化学療法などを行える通院治療センター(20床)を備える。
また、中央診療棟は、手術室の増設及び特殊手術室を整備し、これら病棟の共用スペースとして、安心と居心地の良さが感じられるエントランスホール、中庭と病院全体を有機的に結ぶ回廊を中心に、分かりやすい部門を配置する。これにより、外来患者数で350〜400人、許可病床数で316床を確保する。
今年度は年明けに新病院建設の準備工となる電気及び機械の配管の切り回し工事を発注。その後、順調に推移した場合の建設のスケジュールについては、14年9月にも工事を発注、17年10月の完成を目指す。
この建設工事は、第1次工事で病棟、中央診療棟、エネルギーセンターを建設し、さらに現病棟、検査棟などを解体、第2次工事で外来棟、通院治療センターを建設、現外来棟を解体する、としている。
なお、工事に先立つ設計は日本設計(東京都新宿区西新宿2−1−1電話03−3348−0315)が担当した。
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この情報は「群馬建設新聞」の2001年12月15日付紙面に掲載されました。
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