清水で近く着工(株式会社山田製作所)
赤堀町に新技術研究所棟など


 株式会社山田製作所(宮野英世代表取締役社長、桐生市広沢町1−2757電話0277−54−2111)は、赤堀町香林にある同社ポンプ事業部西側の隣接地に新技術研究所棟及びエンジンベンチ棟の建設を計画。工事にあたり県内・県外業者13社から、清水建設(東京都)を選定。近く着工し、エンジンベンチ棟は12月、新技術研究所棟は16年2月の完成を目指す。規模は、エンジンベンチ棟がS造2階建て、延べ床面積1114u。新技術研究所棟がS造4階建て、延べ床面積9404uとなっている。
 
 山田製作所は、ステアリングを中心としたシャーシ系・ミッション系機能部品専門工場であるステアリング事業部門、ポンプ系機能部品専門工場であるポンプ事業部、二輪車用機能部品専門工場である熊本事業部。そして、機械及び治工具製作を担うエンジニア事業部の計4か所を生産拠点に持ち、それぞれが特色を持った生産活動を展開している。また、海外戦略にも意欲的に取り組んでおり、米国オハイオ州やタイ国、中国四川省、英国ウェールズ州に子会社や合併会社などを設立している。研究開発を企業活動の原点におき、今日までの四輪・二輪車用機能部品を中心に開発・製造を行い。機能レベルにあった製品の開発・設計はもとより、素材の加工や組立に至る一貫生産体制の中でも、その研究開発力で、世界に通用する高品質な機能部品を提供することが可能となり、技術志向型の企業姿勢を貫いている。
 今回の計画では、21世紀に飛躍する会社作りを具現化する施策として、更なる開発力のアップと顧客からの信頼を得る技術力の増強を展開し、開発要員を増加、試験機環境の向上を図ることで経営基盤を構築するもの。国内3拠点、海外4拠点で生産体制を敷いている中、赤堀町香林の工場で生産しているエンジン部品を重点強化増強していくため、研究開発部門を設け開発スピードのアップと、将来の飛躍のための拠点として建設する。新技術研究所棟は、現在本社内の4か所に分散して建設されており、4か所に分かれ実験や開発が行われているが、新施設として一つに集約することで更なる設備増設も可能となり、効率的に研究開発できるようになることを目的に計画。また、新設されるエンジンベンチ棟は、製品性能や耐久試験といった現状では開発製品を試験機に取り付けて評価していたが、より一層の信頼性の向上や試験機ではできなかった項目を評価することを目的に、実際にエンジンに取り付けてテストするための施設の建設を計画した。
 建設場所は、赤堀町香林萱野1296−48外地内で、敷地面積2万2016・79u。規模は、新技術研究所棟がS造4階建て、延べ床面積9404u。内部は1・2階が試験研究室、3・4階がデスクワーク及び試験機室を設置する。また、エンジンベンチ棟はS造2階建て、延べ床面積1114u。内部は1階がエンジンの耐久テストなどを行う研究室、2階がテストデータの分析室を備える。
 工事に先立つ設計は、渡辺建築事務所(東京都豊島区池袋4−4−8電話03−3987−1946)が担当している。
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この情報は「群馬建設新聞」2003年8月12日付紙面に掲載されました。

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