施工は鹿島で(安眠の湯新築工事)
温泉棟・テナント棟
年内にオープン


 天然温泉太田「安眠の湯」の新築工事を計画している安眠(小林知司代表、太田市内ヶ島町1174−1電話0276−46−3771)は現在、温泉棟及びテナント棟の建設を鹿島建設(関東支店)で進めており、12月中のオープンを目指す。新施設規模は、温泉棟がS造平屋建て、延べ床面積約1650u。内部は、女性に好まれる日帰り温泉施設を計画。また、たかの友梨ビューティークリニックが、日帰り温泉施設としては国内で初めて併設されるほか、カッパ寿司等を敷地内に併設する。テナント棟規模は、S造平屋建て、約66uと、約825u、約330uの3棟を建設中。駐車場スペースは、駐車台数計402台分を確保している。更に今後は、テナント棟2棟(延べ80〜100u程度)を建設する予定だ。
 
 同事業は、10年、20年という長期的な企業ビジョンに基づいた異業種への積極的な進出を計画していた安眠の小林良一先代社長の25年前からの構想で、スポーツ・娯楽・外食産業、週休2日制の浸透や定着などから生じるレジャー志向をとらえたリゾート開発として計画された。新施設の建設場所は、太田市下小林540地内で、国道122号沿いの敷地面積1万6500uで、隣接地には同社が借地し、現在建設中の「イオン太田SC」があるなど、太田総合レジャーランドとして建設が進められている。
 安眠の湯は、平成6年度に温泉掘削を開始。湯の特徴として、塩素イオンやナトリウムイオン、カルシウムイオンなど含有成分が非常に多く、濃い温泉といえ、塩素イオンが多いものは「熱い湯」とよばれるように温かい。また、豊富な湧出量から、きれいな温泉をふんだんに使え、清潔なかけ流しを増やすことができる。効能は、保温効果と血液循環促進などがある。営業時間は午前10時〜深夜2時までで、入館料は大人700円、小人300円、7枚つづりの回数券4200円などとなっている。
 温泉棟規模は、S造平屋建て、延べ床面積約1650u。内部は、男女とも同様な造りとなっており、露天風呂(岩風呂、檜風呂、壷風呂3か 所)、屋内風呂(内風呂、かわり湯、気流・泡流の湯、寝湯、水風呂)、サウナ(高温サウナ、低温スチームサウナ)、個室風呂(VIP風呂、家族風呂)を備えるほか、脱衣場(男164人、女188人)、無料休憩室(8畳)、厨房、畳席(34席)、テーブル席(78席)、板の間席(34席)、下足(504人)、マッサージ室などを設置。
 また、女性に好まれる日帰り温泉を目指していることから、サウナの大きさを男性側が高温が大きく、低温が小さいのに対して、女性は肌の事を考え高温を小さくして、低温を大きくするなど女性に喜ばれる工夫を凝らしている。さらに、洗い場の目隠しを多くしたり、パウダールームの設置や3面鏡、ドライヤーなど備品にも気を配っている。
 一方、テナント部分は5棟あり、全てS造平屋建てで、1棟目が延べ床面積約825u。内部はイタリアンレストラン(約198u)、焼き肉屋(約132u)、理容店(約99u)、和食店(約231u)、餃子屋(約165u)の5店舗が入居予定。2棟目は延べ床面積約330uでカッパ寿司が入店する。3棟目と4棟目は、今後建設する方針で延べ床面積は共に80u〜100u程度を予定。温泉棟に隣接している5棟目が、延べ床面積約66uで、日本で初めてとなる日帰り温泉施設に隣接するたかの友梨ビューティークリニックとなっている。
 工事に先立つ設計は アズ(大阪府大阪市中央区粉川町1−2電話06−6763−5433)が担当している。また、温泉棟の運営及びテナント棟の管理は、二幸産業(関東支社群馬営業所)が一手に引き受けており、オープンまでの詳細を安眠内にある開発準備室で検討している。
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この情報は「群馬建設新聞」2003年10月10日付紙面に掲載されました。

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