17日に3JVで入札(高崎市25番目の再開発事業)八島町南地区優良建築物90戸のオール電化分譲マンション
高崎市が昭和55年から中心市街地の活性化の一環として進めている再開発事業で、日東興産株式会社(高崎市)と株式会社竹中組(同市)が事業主体となり建設する25番目の八島町南地区優良建築物がいよいよ始動する。先月30日に交付決定されたことから、17日に3JVによる入札を執行、26日の起工式を経て着工する。地下1階地上14階建て90戸のオール電化分譲マンションとなり、1階一部には先進的な取り組みとして児童育成クラブも確保する計画で、概算事業費は21億8000万円。また、昨年度から24番目の事業として進めていた旭町のクリニック併用型マンション「ハートスクエア長建」は、11月4日に竣工式を迎える。両施設ともに設計監理は企画社(高崎市)が手がけている。
再開発事業は、定住人口の増加や中心市街地活性化の一環として、民間事業者が事業主体となり事業費の一部を国及び市などが補助して施設整備を図るもので、同市においては昭和55年に事業をスタートして以来、25か所目のプロジェクトとなる。八島町南地区の優良建築物は、同市八島町82−11外地内で市立南小学校南側の敷地1938・33uに建設される。施設規模は、SRC造地下1階地上14階建て、建築面積1189・59u、延べ床面積1万1092・40u。内部は地下1階を駐車場、1階にエントランス、2〜14階までを90戸の分譲マンションとする。また、1階の一部には、南小学校区の児童育成クラブが過密状態となっているため、新たにスペースを確保し、放課後児童の育成を推進していく考え。2階部分には屋上緑化空間も確保するほか、住宅はオール電化を採用、環境面にも配慮する。
一方、長建産業(長沼志朗社長、伊勢崎市ひろせ町)が事業主体となり昨年度から建設工事を進めていたハートスクエア長建は、11月4日に竣工となる運び。
場所はJR高崎駅西口の旭町113−7外地内。施設は住宅と業務スペースを併用した複合ビルと、これに隣接して自走式の立体駐車場を備える。西側の住宅棟はRC造9階建て、駐車場棟は自走式のS造9階建てとなり総延べ床面積は1万2253・17uとなる。
1〜2階には調剤薬局や内科・歯科・接骨などのクリニック部門を設置したほか、テラスも整備。3〜6階は2LDK、7〜9階に3LDKを中心とした住宅空間で、全57戸を供給される。アール・アイ・エー(東京都港区)が総合コンサルティングとして参画、施工は清水建設・信澤工業JVが担当した。
事業を所管している同市市街地整備課の森下課長は、「中心市街地活性化のひとつの施策として再開発事業等を進めているが、今回の計画は児童育成クラブの導入等がポイント。全国的に過密状態となっている状況下、導入が実現できれば先進的な取り組みとなるのでは」と述べ、また今後は「土地の値段が下がるなど、難しい環境に置かれているが、まちづくりを一層推進していくには、再開発事業は重要な位置づけとなる。勉強会なども含め積極的に促進していきたい」と前向きな姿勢を示している。
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