東明屋サイホンは一般競争(水資源機構群馬用水)
今年度下期の発注計画
小坂子第1を年内


 独立行政法人水資源機構群馬用水総合事業所は、下期以降に発注する工事概要を公表した。大型工事では、これまで詳細条件審査型一般競争入札を予定していた東明屋・榛名白川サイホン併設水路工事を、一般競争入札(政府調達に関する協定の適用対象外)で発注する。工事内容についても一部変更し、約1200mのうち85mは開削工法で掘削することとした。早ければ年内にも公告となる。これ以外の変更では、東部3号支線荒砥川改築工事について、当初は推進工での布設を予定していたが、開削工へ変更。工事は、第4四半期に発注する。
 
 東明屋・榛名白川サイホン併設水路工事は、今年度のメーン工事に位置づけており、深く掘削するためシールド工法を採用。延長は約1200mで、口径は1100〜1200mm。このうち、約85mは一部開削工法へ変更した。
 このほか、榛名幹線下流部水路橋改築工事、小坂子第1水路橋上部補強工事、小坂子第1・第2水路橋改築工事、小坂子第3・第4水路橋外改築工事、東部3号支線荒砥川改築工事。
 このうち、第3四半期に発注するのは小坂子第1水路橋上部補強工事で、10月に執行する。
 同水路橋は、L144mのPC橋梁(3径間)。PC水路橋は、橋のスパンを長くすることができるが、経年劣化によってたわみが生じ中央部分が下がってしまう。この対応策として、たわみが進捗しないよう外ケーブル方式で補強。
 外ケーブル工法は、橋の外側にPC鋼線を整備し両側から緊張することにより、橋にプレストレスを与える方法。下方に向かってたわんでいる橋に対して、上方への力が加わることになり、たわみが抑えられる仕組み。
 同橋は、3径間のため各径間の左右岸へダブルで配線、計6ケーブルを整備する。
 このほかの工事は、いずれも第4四半期に発注する。
 榛名幹線下流部水路橋改築工事は、大清水水路橋(橋脚1基、橋台2基)と榛名白川水管橋(橋脚3基、橋台2基)を対象に、落橋防止と橋脚補強を行う。阪神淡路大地震クラスの地震に備えて、震動によってズレても落下しないよう桁を受ける部分の掛かり長を延伸させる。また、橋脚にコンクリート巻き立てを整備し強度を向上させる。
 小坂子第1(橋脚2基)・第2水路橋(橋脚1基)の改築工事も落橋防止、橋脚補強を行う。
 小坂子第3・第4水路橋外補強工事は、鏑木川水管橋を含めて3橋の補強を一括して発注する。3橋の橋脚数は、それぞれ1基ずつ。
 東部3号支線荒砥川改築工事は、前橋市柏倉町地内の荒砥川横断区間にある水管橋を改築するもの。既設管は、同河川の上部に水管橋(鋼管)で対応しているが、新管はパイプラインとして河川の下部に埋設する。
 延長は、約200mで当初掘削方法は河川部のため推進工としていたが、開削工法へ変更した。口径は既設管と同規模の800mm程度。
 このほかの工事としては、維持管理として小暮第5開水路外フェンス改修工事(L730m)、滝窪第2開水路外フェンス改修工事(L890m)、赤城幹線水路側溝整備工事(L480m)、赤城幹線分水口流量計更新工事(6か所)−−等を予定。いずれも年内中に発注する。
 一方、業務委託では、綾戸取水口の耐震補強工事に関わる実施設計を10月に外注する。取水工の下部にある橋脚(3基)を補強するもので、工事は上屋部分(S造、約140u)の改築と合わせ19年度に実施する。
 また、天竜開水路(L約33m)の補強設計を11月頃までに委託する。クラックなどの傷み具合を調査して補強方法を検討する。
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この情報は「群馬建設新聞」2006年10月3日付紙面に掲載されました。

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