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新潟県新潟市

ダイア建設・大和地所に旧中央卸売市場跡の売却

2016/12/21 新潟建設新聞

 新潟市は、旧中央卸売市場跡地売却で公募型プロポーザルを行った結果、ダイア建設新潟と大和地所のグループを最優秀提案者に決定した。分譲住宅や分譲マンション、スーパーマーケットや診療所等が入る複合施設などを提案し、売却価格には27億180万円を提示していた。

 提案によると、中央区上所3丁目354-10にある旧中央卸売市場跡地、敷地面積3万7098・17㎡で、戸建て住宅78戸、集合住宅3棟185戸など住宅用面積に1万9545㎡、スーパーマーケットや診療所が入る複合施設3460㎡のほか、調剤薬局99㎡、ベーカリー99㎡、集会場253㎡、公園面積2228㎡の整備を計画している。新年度にも既存施設の解体工事に着手し、2020年度以降順次、住宅などの分譲を開始する見通し。

 市はプロポーザルで売却価格に更地価格18億6000万円から既存公共物解体費用6億2000万円を差し引いた12億5000万円を設定。7者から提案があり、事業計画、提案価格を総合的に評価し、最優秀提案者に特定。今後、1月下旬にも仮契約を締結し、2月定例市議会での承認を諮り、本契約を締結する。

 26日には、最優秀提案者の計画書を公表する。

【提案者による完成イメージ図】

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