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長野県建築士事務所協会松筑支部

建築3会合同新年会を開催

2017/01/13 長野建設新聞

長野県建築士事務所協会松筑支部(堀内浩支部長)、長野県建築士会松筑支部(岩原忍支部長)、長野県建築物防災協会松本支部(小口信弘支部長)の建築関係3会合同新年会が11日、松本市内のホテルブエナビスタで盛大に開催された。当日は地元選出の国会議員や県議会議員、さらに県、松本および塩尻市役所の関係者ら来賓多数が出席。各支部会員や賛助会員らとともに新年の門出を祝った。

開宴の冒頭、主催3会を代表して堀内支部長は「酉年は羽ばたくことのできる年。われわれもしっかりと羽ばたいて事業を遂行していきたい」と述べた後、「今年はまちづくり、人づくり、そして強い組織づくりの3つの「つくる」をテーマにやっていきたい。今後、各市町村で大型の案件も発注される時、われわれは何とか地元に発注してほしいと要望してきた。それにはこの3つのテーマを成し遂げ、体制をつくらなければならない」と述べ、出席者に協力を求めた。

来賓あいさつでは、松本市、県、国会議員、県議会議員のそれぞれ代表4人が、建築の専門家である会員に、本年もさらなる活躍と協力に期待した。続いて、昨年の建築士試験について松筑管内の一級建築士合格者が披露され、招かれた合格者に対し建築3会から合格祝いが手渡され、会場から祝福の拍手が送られた。

◎福島大学の天野准教授が講演

新年会に先立ち、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授の天野和彦氏が「いのちを守る視点~熊本地震と東日本大震災~」をテーマに講演が行われた。天野氏は「住民間のつながりが強いほど災害に強い」とし、東日本大震災や熊本地震における教訓を示した。そして「普段からの市民活動を高めることが地域の力の高まりであり、地域の総合力が持続可能な社会を実現させることにつながる」と力説した。

【写真=出席者全員で乾杯】

出席者全員で乾杯

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