三条市は10日、NSGグループ(池田弘代表)と燕三条駅を中心におおむね半径1kmの範囲に校地と校舎を整備し、2020年4月に専修学校を開校することなど医療系高等教育機関の開設に係る基本協定を締結した。
学校規模は、総定員が320人。学科別の入学定員は看護師学科(3年生)40人、歯科衛生士学科(3年生)50人、医療事務学科(2年生)25人を想定。
三条市須頃地区に23年度開設する県央基幹病院の近接地に建設し、卒業生が基幹病院に対応できるようスタートする。
國定勇人三条市長は、「ハコモノは三条市がつくるが、運営をするためには、しっかりとした実績とノウハウを持った方の協力が不可欠」とNSGグループの協力に感謝の意を表した。
池田代表は、「これまで県央地区における関わりが薄かった。医療人材が少ないことも認識している。もっと勉強したいのであれば大学への編入枠も持っている。社会的な背景を見て介護福祉士も将来的に検討したい」と語った。
【写真=國定市長(左)と池田代表(右)】