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新潟県新潟市

潟東小の移転改築事業プロポで設計者選定

2017/03/14 新潟建設新聞

 新潟市は、移転改築する潟東小学校の基本設計について夏ごろにもプロポーザル方式で受託者を選定する見通しだ。現在、基本構想の策定を進めており、新年度から基本設計に着手。当初予算案では、潟東小学校移転改築・潟東中学校一部改築事業費として3000万円を計上した。

 潟東地区の3小学校の統合により、旧潟東南小学校で開校した同小学校は、潟東中学校敷地内への移転を計画。敷地内で小学校校舎を新築するほか、中学校校舎を一部改築する。

 現在、コミュニティ協議会や自治協議会、PTAを交えて機能や施設規模など含めて基本構想の策定を進めている。本年度中にも基本構想をまとめる考えで、プロポーザルは第1四半期~第2四半期ごろの発注となりそうだ。新校舎は中学校敷地内で建設することから、小中一貫教育も可能となるよう小学校舎と中学校舎を連結し、児童と生徒の交流や教員同士の打ち合わせがしやすい施設を目指す。また、ひまわりクラブの複合化や敷地を有効活用するためプールの屋上設置も想定する。

 新年度に基本設計、2018年度に実施設計を進め、19・20年の2カ年で工事を行い、21年度の供用開始を目指す。

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