記事

事業者
千葉県教育庁

重点施策工程表を公表/県教育庁/教育振興基本計画/特色ある事業で学校再編など

2017/03/17 日刊建設タイムズ

 県教育庁は、新みんなで取り組む「教育立県ちば」プラン2017年度重点施策推進計画(工程表)を公表した。工程表は、15年2月に策定した第2期教育振興基本計画(15~19年度)に掲げた目標達成に向けての重点的取り組みについて主な施策の工程を示した。新年度は特色ある事業として、総合スポーツセンターの武道館空調設備整備事業、野球場耐震・大規模改修事業、県立学校安全対策、高校再編事業、県立学校空調設備整備事業、県立学校トイレ改修事業などを推進する。

 同プランは、①夢・チャレンジプロジェクト②元気プロジェクト③チームスピリットプロジェクト――の3つのプロジェクトと、同プロジェクトに基づく17の施策、60の取り組みで構成する。このうち、元気プロジェクトとして、総合スポーツセンターの整備や学校の施設整備などを進めている。

 新年度は、総合スポーツセンターで武道館空調設備整備の2期工事と野球場耐震・大規模改修の実施設計を行い、県立学校の安全対策で天井材等の落下対策と京葉工業高校の改築を実施。県立学校の空調設備は特別支援学校9校の作業実習室に整備する計画。

 主な取り組みの内容は次の通り。〔▽事業名(17年度当初予算)=⑰17年度事業⑱18年度事業⑲19年度事業〕

 【スポーツの推進】

 ▽総合スポーツセンター武道館空調設備整備事業(1億5000万円)=⑰総合スポーツセンター武道館空調設備整備(2期工事)

 ▽総合スポーツセンター野球場耐震・大規模改修事業(7000万円)=⑰実施設計及び工事発注の準備⑱~⑲工事

 【校舎等の計画的な整備、バリアフリー化の促進】

 ▽県立学校における安全対策(14億9600万円)=⑰天井材等の落下防止対策の実施(工事20校20棟、設計25校25棟)⑱老朽化施設の整備(京葉工業高校実習棟改築)

 ▽高等学校再編事業(6億250万円)=⑰東葛飾高校への中学校併設のための整備(備品整備)、印旛明誠高校の単位制充実のための整備(工事、備品整備)、佐倉西高校の福祉コース設置のための整備(教室改修工事、備品整備)、市原・鶴舞桜が丘高校の統合のための整備(教室棟改修の設計)⑱市原・鶴舞桜が丘高校の統合のための整備(工事、備品整備他)、我孫子東高校の福祉コース設置のための整備(設計)、安房高校の単位制導入のための整備(教室改修の設計、工事、備品整備)、市原八幡高校の防災の学び導入のための整備(備品整備)⑲市原・鶴舞桜が丘高校の統合のための整備(物品移動他)、我孫子東高校の福祉コース設置のための整備(教室改修、備品整備)、市川南高校の保育基礎コース設置のための整備(備品整備)

 ▽県立学校空調設備整備事業(1億4400万円)=⑰特別支援学校の作業実習室空調設備整備9校、高等学校の職員室等管理諸室空調設備リース(整備4校、計20校)

 ▽県立施設トイレ改修事業(324万円)=⑰現代産業科学館のトイレ改修、総合スポーツセンターのトイレ改修

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら