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事業者
建設業労働災害防止協会長野県支部佐久分会

作業者にご苦労様の声掛けを

2017/03/15 長野建設新聞


 建設業労働災害防止協会長野県支部佐久分会(依田幸光分会長)は10日、年度末・建築現場公開パトロールを実施した。

 出発に先立ち依田分会長は「11~2月は特に事故が多い。土木は斜面からの墜落。建築は足場、屋根からの墜落。現場は高齢化や人手不足で忙しいのも要因。本日は、墜落・転落防止のための措置。そして鮮明な看板設置状況を重点に見てほしい。そして、作業者に必ずご苦労様と労い、気持ち良いパトロールにしてほしい」として「皆さんで無災害で新年度を迎えられるようにしたい」と呼びかけた。

 また、小諸労働基準監督署榎俊太郎産業安全専門官も「建設業における労働災害は、平成3年から25年間で3分の1に減少した。さらなる減少に向けて安全意識の向上とKW活動が重要になる。作業者は凍結で厳しい環境にある」と啓発。

 パトロールは、小諸労働基準監督署はじめ、県現地機関、市町村の発注関係者が同行し、3班に分かれて巡回した。

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