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財務省関東財務局長野財務事務所

来年度上期は下降傾向

2017/03/18 長野建設新聞

 財務省関東財務局長野財務事務所が、本年1~3月の実績見込みおよび2017年度の見通しを発表した。景況は1~3月は上昇から下降に転じている。先行きについては4~6月は下降が拡大、7~9月は下降は縮小すると見ている。

 売上高は本年度下期が前年同期比0.5%の減収見込み。来年度通期は0.2%の減収見通しとなっている。

 経常利益は本年度下期が0.3%の増益見込み。来年度通期は0.4%の増益見通し。

 設備投資計画額は本年度下期が13.4%の増加見込み。来年度通期は8.9%の減少見通し。

 雇用は3月末時点は不足気味。6月末・9月末時点も不足気味で推移する見通し。

 金融機関の融資態度の現状判断は、本年度1~3月は「穏やか」。来年度上期も「穏やか」の見通し。

 調査は2月15日時点で実施。対象は県内の大・中堅・中小企業230社で、回答数は200社(回収率87.0%)だった。

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