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松本土建が市に300万円寄付

2017/03/24 長野建設新聞

松本土建株式会社(大池太士社長、松本市島立635-1)は22日、松本市役所を訪れ、創業120周年を記念して松本の将来を担う子どもたちを支援する福祉事業に役立ててもらおうと、菅谷昭市長に300万円を寄付する目録を手渡した。これに対し、菅谷市長から大池社長に感謝状が贈呈された。

菅谷市長は「松本市は他の自治体に比べ若い女性の減少率が低いことが、子どもの増加要因になっている。今回いただいた寄付金はそうした支援に活用して、人口増につなげていきたい」と感謝の言葉を述べると、大池社長は「当社は社名に『松本』を使っている。地域の発展なくして当社の発展はなく、これからも松本市とともに発展していきたい」と決意を新たにした。

当日は松本土建から、大池社長のほか総務部企画課の高橋泰斗係長、松本土建労働組合「親和会」から杉本純一執行委員長と小出澤史樹書記長が出席。市側は菅谷市長のほか、こども部長や環境部長らが同席した。

同社は120周年を記念して、地域社会の繁栄と人材の育成に寄与する事業を実施し、その想いを形として表したいとの考えから寄付することにしたもの。市は、「子どもの未来応援事業」と「子どもの環境教育推進事業」を含む新規事業等に活用する。同社は今後、構造物の施工のみならず、価値ある空間の創造と可能性への提案が具体的に実践できる建設業を媒体とするサービス業への変革を目指していく考えだ。


【写真=菅谷市長㊨に目録を手渡す大池社長】

松本市に300万円寄付

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