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新たに3万立方m仮置き/リニア塩島発生土置き場

2017/04/20 山梨建設新聞

 JR東海は、リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事からの発生土を処分する塩島地区(早川町塩島)の発生土置き場の上に、新たに3万立方mの発生土を仮置きする。仮置き面積は約8000㎡、最大盛土高は約5m。

 今月から追加の防音シート(高さ3m)設置などの準備工を行い、発生土の運搬、締固め転圧などを進め、2017年8月から仮置きを開始する。

 仮置きする期間は22年3月までとしているが、できる限り早期に発生土置き場を確保して撤去工事(土搬出、仮設物撤去)を実施する。

 塩島発生土置き場は、塩島地区の県道37号線沿いに設置。規模は、面積約1万1000㎡、容量約3万立方m、最大盛土高約5m。16年10月末から発生土の搬入を開始し、17年4月までに完了。その上に追加で仮置きを行うことにした。

 仮置きする発生土を工事用車両は、4月はダンプトラック(10t積)1200台、トレーラー(25t積)3台、トラック(10t積)3台。5月から7月までは毎月ダンプトラック(10t積)2500台で、それ以降は毎月片道最大2500台。

 JR東海では、南アルプストンネル掘削工事に伴う発生土置き場を塩島地区に、仮置き場を雨畑地区と塩島南地区に設置している。



【図=発生土置き場】

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