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新潟県土木部

青少年教育施設の建築本体9月議会メドに発注

2017/04/25 新潟建設新聞

 県土木部営繕課は、胎内市の青少年教育施設の建築本体工事を9月議会での工事請負契約の承認をメドに、早ければ7月にも工事発注したい考えだ。施設はW造2階建て延べ床面積6199㎡を想定し、施設の一部でCLT工法を活用する。新潟県の本年度当初予算では建設費に21億7027万6000円を計上している。

 胎内市乙字大日裏ほか地内の敷地(13万7000㎡)の既存施設は、築後40年が経過し老朽化が著しく、設備のメンテナンス費用も掛かることから敷地内で建て替えを行うもの。主用途は研修所(296人程度の宿泊施設を含む)で、宿泊施設、食堂・厨房、入浴施設、管理施設、研修施設、レクリエーション施設(屋内運動場等)などが入る。CLT工法は、大空間でなく壁が多い宿泊棟で使用する。工期には約17カ月間を見込む。

 空調、衛生、電気設備工事等は第3四半期に発注する見通し、また敷地内で先行してCLT工法を活用し建設する屋外活動支援棟も、近く入札手続きに入るための準備を進めており指名競争入札で発注する。屋外活動支援棟の規模は、W造2階建て、延べ床面積約355㎡を計画。

 いずれも設計は、石動建築設計事務所が担当している。

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