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(社)長野県建設業協会諏訪支部

建設業協会諏訪支部が通常総会

2017/04/28 長野建設新聞

長野県建設業協会諏訪支部(高見秀司支部長)は26日、本年度通常総会を諏訪建設会館で開き、本年度の事業計画を承認したほか、支部役員について新たに中畑晋太郎氏(第一建設)と宮坂直志氏(庫昌土建)の2人を選任した。

総会の冒頭、高見支部長は「建設業を取り巻く環境は回復基調にあるものの未だ先行きが不透明で、安定した市場環境があってこそ魅力ある建設業になる。将来にわたり建設業の使命を果たすため経営基盤の強化と経営の安定化が重要であり、安定的かつ持続的な事業量が必要だ」と強調した。

来賓あいつさつでは、4月から諏訪建設事務所長に就任した丸山義廣所長が「諏訪建設事務所管内では水質改善や水辺環境の創出として諏訪湖環境整備事業、安全で快適な道路網の整備として湯川バイパス、杖突峠改良、高島改良などを本年度推進していく」と本年度実施する事業を示すとともに、地域発のインフラ整備として「地域戦略型公共事業の諏訪湖周サイクリングロードを地域と連携協働しながら戦略的に進めていく」との考えを示した。また建設産業の育成については「経営安定と労働環境の整備を一体的に進める取り組みとして、本年度も労働環境を評価する入札方式の実施、発注や施工時期・納期の平準化、週休2日のモデル工事の実施等を行っていく」との方針を示し、諏訪支部の会員各社に対し引き続き諏訪地域の発展に取り組んでほしいと期待した。


【あいさつする高見支部長】

あいさつする高見支部長

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