建設業労働災害防止協会長野県支部諏訪分会(高見秀司分会長)の通常総会が26日、諏訪建設会館で開かれ、本年度の事業計画を承認した。
冒頭のあいさつで高見分会長は「われわれ建設業は常に危険と隣り合わせ。労働災害の一層の減少に向け安全衛生活動の積極的な取り組みが必要」と強調。来賓に招かれた岡谷労働基準監督署の若林茂樹署長は「昨年の岡谷労働基準監督署の休業4日以上の労働災害はおかげさまで2年連続で減少し、昨年は一昨年よりも24件減少した。建設業も30件から25件と5件減少した。本年は第12次労働災害防止計画の最終年。まだまだ減少させなければならない」とより積極的な活動を要請した。
本年度の事業計画としては、災害ゼロから危険ゼロの実現をめざし、三大災害絶滅推進運動などさまざまな活動を展開
するほか、安全管理講習会や安全パトロールを毎月実施していく。役員の選任は、前の理事の辞任により、新たに中畑晋太郎氏(第一建設)と宮坂直志氏(庫昌土建)を理事に選任した。