記事

事業者
塩尻市建設業協会

清澤理事長を再任

2017/05/19 長野建設新聞

塩尻市建設事業協同組合(清澤由幸理事長)と塩尻市建設業協会(清澤由幸会長)は16日、本年度の通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で清澤理事長・会長を再任したほか、副理事長・副会長に笠原建之氏(笠原工務店)、専務理事に北澤勝己氏(塩尻建友)を新任した。また新会員として青柳重機有限会社(山岸智徳社長、塩尻市広丘高出1773-3)が6月から加入することが紹介された。

事業協同組合総会の冒頭、清澤理事長は「平成21年度から始めた災害に強いまちづくり事業の防災倉庫設置も市内10カ所すべてに設置することができた。本年度は防災倉庫に変わる事業として、キャリア教育の一環として中学生を対象にした現場見学会を計画し、子どもたちに建設業の魅力を体験してもらう事業に力を入れていきたい」との考えを示した。また「私が理事長、会長に就任した平成21年度は会員企業が22会員だったが、本年度は1会員入会申し込みがあり28会員でスタートする。2年後には当協会が創立60周年の節目の年を迎える。それぞれの企業の躍進はもとより協会の本来の主旨を理解し責任ある行動で塩尻市民の安心安全、また快適な生活が送れるようまとまりのある団体行動をとれる協会を目指していきたい」と決意を新たにした。

続いて議事に移り、本年度の事業計画案など承認した。それによると本年度の事業計画として、市道いちょう通線と市役所通線の街路樹剪定作業や土のう補完作業を例年通り実施するほか、新規事業として、市議会産業建設委員との役員懇談会や啓蒙活動として中学生を対象とした工事現場見学会をいずれも10月に行う予定。工事現場見学会について清澤理事長は「昨年から商工会議所とタイアップして市内3つの高校の1年生を対象にキャリア教育を行っており、今年は田川高校を対象に行う。建設業に魅力を感じてもらうため本年度からは中学生を対象に行うもの」と説明。三村事務局長は「塩尻市が進めているコミュニティスクール制度とタイアップして行う。長野県建設業協会が作成したDVDを使用したり現場を体験してもうらう予定」とし、今後、協会の総務委員会と市の担当者で詳細を詰めていく予定だと説明した。

総会後には塩尻市の小口利幸市長や金田興一市議会議長、地元選出県議会議員の丸山大輔氏も出席して懇親会が開かれ、協会・事業協同組合や出席者のさらなる発展を祈念するとともに親睦を深めた。

本年度から2カ年の役員体制は次の通り。※敬称略

◇理事長・会長=清澤由幸◇副理事長・副会長=笠原建之◇専務理事=北澤勝己◇理事=米窪潤司、野沢秀喜、竹入浩、中島良益◇監事=百瀬哲二、清水保宏


【写真=新役員があいさつ】

新役員があいさつ

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら