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(社)新潟県建設業協会

新規入職者対象の土木建設基礎コースが開講

2017/05/20 新潟建設新聞

 新潟県建設業協会は15日より会員企業の新規入職建設従事者を対象とした「土木・建設基礎訓練コース」を新潟テクノスクールで開講した。会員企業7社の10人が7月7日までの2カ月間にわたり土木や建設に関する技能や知識を学ぶほか、玉掛け、小型移動式クレーン、小型車両系建設機械など通常は個別で受講が必要な資格も講座期間中に取得する。

 開講式で新潟テクノスクールの土田秀信校長は、「特に建設関連については、人材が不足し、雇用状況も改善傾向にある。しっかりと学んで知識や技能、関連資格を取得して地域社会を支える人材として活躍されることを期待する」と述べた。

 建設産業担い手確保・育成コンソーシアム(事務局、一般財団法人建設振興基金)の地域連携ネットワーク構築支援事業を活用し、新潟県、新潟テクノスクールの協力で試行実施されるもの。離職者向けに新潟テクノスクールが同様の講座を設けているが、入職者を対象とした講座の開設は初めて。10人の定員に対し、17人の応募があり、新潟県建設業協会では来年度も開設する方針だ。

【写真=新人10人が入校】

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