燕市は、統合浄水場建設候補地約28万2000㎡のうち、整備地となる約5万㎡を選定した。年度内の用地取得に向け、地権者との交渉を進める。6月補正予算案に用地取得費2億2000万円を計上した。
整備予定地は東西約150m、南北約340mの4万8463㎡。主要地方道燕地蔵堂線と接道していること、信濃川に隣接していることなど基本条件に加え、近隣住宅地への配慮などを考慮し、選定を行った。
市は3月に策定した水道事業基本計画で分水地区の笈ヶ島地内を最適な候補地に選定。統合浄水場の施設規模や、その他施設機能を踏まえ整備地の敷地面積は約5万㎡と設定していた。
このほど弥彦村との水道事業広域化に向けた協議に着手したが、弥彦村への送配水量を考慮しても、約5万㎡で充足可能としている。