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国土交通省北陸地方整備局(建設)

ダイバーシティ推進型の対象2業務を公告

2017/06/23 新潟建設新聞

 北陸地方整備局は、年齢や性別の違う技術者を配置し品質確保を目指す「ダイバーシティ推進型」を取り入れた検討業務2件を公表した。対象となる業務は「平成29年度道路トンネルの点検に関する新技術評価検討」と「平成29年度除雪ガイダンス装置改良検討」。

 ダイバーシティ推進型は、建設コンサルタント業務などの品質確保や担い手確保・育成に向け実施するもの。女性や若手技術者を配置し、技術者の年齢差が大きいほど評価される。

 技術者の評価点は、5点と3点の2種類。5点の場合は、女性を含む若手(30歳以下)を配置し、技術者の最年長と最年少の年齢差が20歳以上。3点の場合は、女性と若手(35歳以下)を配置し、年齢差が15歳以上。

 いずれも管理技術者を含め技術者3人以上を配置していることが条件としている。

 本年度の方針では、ダイバーシティ推進型は、プロポーザルにより発注する、おおむね予定2000万円以下の計画・検討業務が対象。各事務所で1件以上で委託するとしている。

 今回発表した2業務は、いずれも北陸技術事務所が発注する。参加表明提出期限は、いずれも今月30日。

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