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国土交通省北陸地方整備局(建設),その他記事(公共)

担い手確保・育成協新潟県部会が北緯陸地整と意見交換

2017/06/24 新潟建設新聞

 北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会の新潟県部会(部会長=黒田勇一・北陸地整環境調整官)が22日、新潟市の北陸地方整備局で開催された=写真=。出席者から「見学地に行くまでの交通費などが高くなり遠くまでいけない」「自然科学館に土木などのコーナーがあれば良いのでは」などの意見や提案が挙がった。

 冒頭、黒田部会長が「技能者の育成が最大の課題。保護者の方々にも建設業のことを知っていただいて、胸を張って学生などを送り出せるようにしたい。長岡工業高等専門学校で公共事業やi-Construction(アイコン)への講義に行き、アイコンに関する質問が多く、関心の高さが伺えた。これらを踏まえ、きょうは産官学で連携を強化し議論していただければ」と意気込みを述べた。

 意見交換では、建設業とつながりの無い学生や生徒、小中学生などに対する取り組みを中心に議論。「新潟市内の小学生などは、過去には大河津資料館に行くことが多かった。今は近いところになってしなまう」など現場見学に費用が無いとの声が多く聞かれた。また「できるだけ主催団体の負担が減るよう。さまざまな助成金があるので上手く、組み合わせはできないか」との声も挙がった。

 本年度の取り組みでは、小中学生へ向けた見学会などの活動が報告された。

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