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新潟県柏崎市

市民説明会を開催/規模見直しの新庁舎

2017/08/02 新潟建設新聞

 新庁舎の建設に向け設計を進める柏崎市は7月29日に市民ホールで、規模の見直しにより予定より3カ月遅れて、6月に終了した新庁舎建設の基本設計ついて、市民説明会を開催した。

 説明会では、設計を担当している佐藤総合計画と市が施設概要、配置計画のほか、新庁舎の防災機能や自然災害対策について説明を行った。

 2016年11月の市長選挙の際、新庁舎の規模見直しを選挙公約として当選した桜井市長は、冒頭のあいさつで、規模縮小や基本設計見直しの経緯について説明し、基本設計については「規模縮小により機能的に心配された部分をより綿密に検討した」と述べた。

 設計を担当した佐藤総合計画の多々良氏は庁舎について「簡素で機能的」、また内装については「温かみのある木をイメージ」と説明。模型を用いレイアウトなど庁舎機能を市民に説明した。

 新庁舎の規模は基本構想で延べ床面積1万4000㎡、基本設計の中間報告では1万3000㎡程度としていたが、桜井市長就任後、大幅な規模見直しを図り、延べ床面積約1万㎡とする基本設計となった。建設費で約9億円のコストダウンが見込まれている。

 実施設計はすでに着手しており、当初の予定通り年度内に完了し、18年度着工、20年度中の完成を目指す。



【駅側からの鳥瞰図】

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