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山梨県中央市

設計プロポ要領を今月中に公表 中央市の給食センター厨房機器

2017/08/04 山梨建設新聞

 中央市は、学校給食センター整備にあたっての厨房機器設計業者をプロポーザルにて選定する。今月中には実施要領を明らかにする予定で、年度内の工事発注を目指して、本体と並行して設計作業を進めていく方針だ。

 同センターに関しては、昨年度の12月補正で基本設計費を予算化し、山形一級建築士事務所(甲府市中小河原町)がこれを受注。本年度当初予算で、実施設計と外構設計委託費に3536万円は計上していたものの、厨房機器への予算対応はなされていなかった。

 設計業務を進めるにあたり、施設内の厨房機器類の種類や配置などは、建物本体よりある程度先行させることが必要との判断から、2日に開かれた市議会臨時会へ債務負担行為で厨房機器調達費用を設定した補正予算案を提出。議決を受け、8月中にはプロポーザルの公募を開始して厨房設計業者の絞り込みを始める。

 本体、厨房の両設計業者が決まってからは、双方打合せするなかで業務の進ちょくを図る。順調に進めば、建設工事費用を補正予算で対応しての年度内発注も視野に入るところだ。

 同センター建設地周辺では、田富北小学校の移転をはじめ新庁舎、新都市公園などの建設が控えている。同市にとって最大規模となった当初予算でも反映されたように、複数の大型事業が本格化する時期を迎えた。

 なお、第2回市議会臨時会で可決された補正予算詳細は以下のとおり。(金額の単位千円)

〈一般会計〉

【債務負担行為】

◆学校給食センター整備事業に係る厨房機器調達(2018~19年度)=416、000

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