高校生が測量技術を競い合う、ものづくりコンテスト建設系部門（測量競技）群馬県大会が９日、県立利根実業高等学校で開催された。大会には前橋工業高校、高崎工業高校、桐生工業高校、利根実業高校の４校からそれぞれ２チームが参加。外業で五角形閉合トラバース測量と内業でトラバース計算を行った結果、利根実業高校が２年連続（５回目）で栄えある優勝カップを手にした。

当日の大会開会式では、利根実業高校の横手静夫校長が「日ごろの成果を存分に発揮し、関東大会を目指して頑張ってほしい」と参加生徒にエールを送った。競技では、各チーム３人１組となり、厳しい暑さのなか、測量器具を用いて、そのスピードと正確性を競い合った。

優勝した利根実業高校は９月に行われる関東ブロック大会に駒を進め、全国大会への切符をかけて競技に挑む。