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峡北・中巨摩・峡南のごみ処理施設/新設1施設に集約

2017/10/07 山梨建設新聞

 本県の峡北・中巨摩・峡南地域の11市町と3一部事務組合は6日、ごみ処理広域化の推進に関する基本合意書に調印した。合意によると、3組合のごみ処理施設を、新たに整備する1施設に集約し、14年後の2031年(平成43年)4月1日までに共同処理を開始する。

 広域化推進で合意したのは、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町、昭和町、峡北広域行政事務組合、中巨摩地区広域事務組合、峡南衛生組合。

 これらの自治体は、県のごみ処理広域化計画(2008~17年度)で、県内3ブロックのうちAブロック(中巨摩地域、峡南地域、峡北地域)に位置づけられている。

 基本合意によると、構成市町は、Aブロック内におけるごみ処理施設3施設を、新たに整備する1施設に集約し、共同でごみ処理を行う。共同処理は31年4月1日までに開始する。広域化推進協議会(事務局は中巨摩組合)を設置し、検討を進めていく。

 調印後、峡北組合の内藤久夫代表理事(韮崎市長)、中巨摩組合の田中久雄管理者(中央市長)、峡南衛生組合の辻一幸管理者(早川町長)があいさつ。立会人の後藤斎知事も期待を寄せた。

 県では、市町村が廃棄物を安定的・効率的に処理していくため広域化計画を策定。Aブロック以外はBブロ9ック(東部地域、富士北麓地域)、Cブロック(甲府市、峡東地域)。Cブロックは、本年4月に新たなごみ処理施設が笛吹市境川町で処理を開始し、施設の集約化が完了している。



【写真=調印後に記念撮影】

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