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(社)新潟県建設業協会

若手技術者対象に現場見学&技術講習会

2017/10/12 新潟建設新聞

 新潟県建設業協会は、若手技術者を対象に工事現場見学・技術向上研修会を開いた。上・中・下越の3会場で39歳以下の若手技術者61人が参加。座学や現場見学を通じ、技術や技能、現場管理能力の向上を図った。現場見学会・技術研修会は新潟県の建設産業マンパワーアップ総合支援事業を活用して開かれており、ことしで4回目。

 5日に開かれた下越会場では、管理能力アップ研修として㈱クロズテックの黒図茂雄氏よりi-Constructionや技術提案に求められる創意工夫の講義が行われたほか、廣瀨が施工する天野河川防災ステーション整備工事と福田組の同工事その2工事の現場を見学した。

 若手技術者に対し、黒図氏は、「ICT土工が本格化している。若い力でいろいろ試してほしい」としたほか、その2工事の現場代理人を務める福田組の大塚洋一氏は、現場管理や工事での留意点として「コミュニケーションと、整理整頓、工事の最終形・完成形をイメージした段取りが重要で、正直で親切な施工が極めて大切」と伝えた。

 研修会に参加した廣瀨の入社2年目、土橋凌氏は「この前、初めての現場が終わったが、分からないことばかりで、うまく動けなかった。次の現場では、しっかり経験を活かしたい」と語った。

【写真=管理能力向上へ現場見学】

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