県長岡地域振興局はこのほど道路除雪感謝状贈呈式を挙行し、長年除雪作業に従事したベテラン作業員の功績を称えた。

　県内12の地域整備部で合計１０５人に感謝状が贈られた一連の式典。最後を飾る晴れの場には欠席１人を除く22人が顔を揃えた。

　あいさつに立った坂井武徳振興局長はまず「豪雨対応で贈呈が延期となった」と述べ、当初予定していた７月６日の式典中止を謝罪。「１月中旬の寒波で大雪となったが、皆さんのお陰で問題も無く交通が確保できた。安全な道路除雪体制を維持し、後輩の指導にも熱心。心から感謝する」と語り、一人一人に感謝状を手渡した。

　これに対し、43年にわたって作業に携わってきた松井組の淡路満佐男さんが謝辞を披露。「身に余る光栄。県民の安全・安心の向上を目指して作業に当たってきた。その成果を評価いただき、県の御指導に感謝する。除雪作業体制の維持・向上や若者に技術を伝承していく決意を新たにした」と表情を引き締めた。　

【小千谷維持管理所管内、長岡地域整備部管内、与板維持管理事務所管内の被贈呈者】