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新潟県胎内市

駅西口に道路新設 10月補正に設計費計上

2017/10/17 新潟建設新聞

 胎内市が中条駅西口から県道54号線へとアクセスする「(仮称)中条駅西口アクセス線道路新設工事」を計画していることが分かった。10月補正予算案に同事業の測量設計費3072万9000円を計上した。10月議会で承認を得られれば、11月末の公告、12月中旬の入札を予定する。


 新設する道路はアスファルト舗装、総延長500m、幅員10・5mを想定。片側に歩道(W3・5m)を設置する計画。うち中条西口通り線を起点とする延長60mの区間(左図参照)については、隣接地でアパートの新築が計画されていることから先行して整備を進める。同区間の測量設計についてはすでに発注済であることから、早ければ2018年度4月にも同区間の工事を先行して発注する見通しだ。10月補正予算案では同整備区間の用地購入費1110万円、物件補償200万円を盛り込んでいる。

 予算案では、残りの延長440m部分の測量設計を委託し、18年5~6月までの納期を見込む。工事は2期に分け実施。側溝(自由勾配側溝)、農業用水工事なども合わせて行うことから18、19年度の2カ年で進める。

 中条駅西口周辺では、中条駅橋上化、東西自由通路、駅西広場、周辺道路等の整備を行い、線路等の鉄道施設による東西地域の分断解消や交通結節点の機能を向上させ、駅周辺の利便性や中心市街地の活性化を目的に整備が進められている。新たな道路新設工事により、住居等未利用地を有効活用し、コンパクトなまちづくり構築目指す。

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