長岡市で2日、長岡市道路除雪技術者講習会が開催され、経験年数2年未満の若手オペレーターが実技指導を受けた。
冬期の安全な道路交通に不可欠な除雪車両の操作員を養成する。8回目となる講習会場の長岡市営スキー場駐車場には、市内の除雪業者14社から22人が参加。
講習前にあいさつした長岡市土木部の中川信行道路管理課長は「点検や運転を習得し、技術を伝承してもらうもの。学んだことを生かしてほしい」と受講者を激励。
講習では、除雪ドーザの基本的な点検方法をコマツ建機が解説し、「点検項目のチェックを怠らないように」と注意を促した。
その後は、田中組、平澤工業、新潟ヂーゼル工業の熟練オペレーター3人による指導を体験。講師を務める3人は、この道10年以上のベテラン。マンツーマンでの実技が展開された。
中川課長は「ことしは狭い交差点での雪の始末を重点目標にした」と技術向上に期待を寄せた。
【写真=14社、22人が参加した】