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現場見学会にSPR工法デモカー出動

2017/11/10 新潟建設新聞

 新潟市発注の鳥屋野潟排水区鳥屋野幹線21巻更生工事を施工する廣瀨・小川組JVは7日、新潟工業高校土木科の生徒や地元住民、発注者を招いた施工見学会を開いた。

 新潟市中央区女池南1丁目地内の既設下水道管渠(□3・4m×3・4m)の140mを補強する工事で、交通量が多いことから夜間作業で行われる地下工事。普段は見ることができないが、見学会では、SPR工法協会が所有する日本で1台の工法デモカーを使い、現場で採用されるSPR工法を実演。工法の特徴や工事内容を分かりやすく解説した。

 現場代理人を務める廣瀨の山﨑誠氏は「発注者や協会の協力により、担い手育成へ若い人が興味を持ち、地元にはどんな工事をやっているのか理解してもらういい機会になった」と話した。

 SPR工法デモカーは、5年ほど前から導入され、これまでに現場見学会や説明会、下水道関係のイベントをはじめ、大学や防災訓練などにも出動しており、北は北海道から南は沖縄まで、年間30~50回程度の説明を行っている。新潟には10月以来2回目。

 次は大阪に向かうそうだ。

【写真=デモカー使い工法解説】

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