新潟地区8支部の新潟県建設業協会と北陸地方整備局の5事務所は11月29日、新潟市の新潟国道事務所で意見交換会を開催した=写真=。週休2日制や工期の平準化、書類のさらなる簡素化などが議題にあがった。
会の冒頭、新潟国道事務所の大江真弘所長は「地域の課題を踏まえしっかりと検討したい」と抱負を述べた。また、協会新潟支部の藤田直也支部長は「若者の担い手の確保・育成には、事業量の確保をお願いしたい」と訴えた。
意見交換は、協会が村上や新発田など8支部、北陸地方整備局は新潟国道や信濃川下流河川事務所などが参加。非公開で開催された。
週休2日制については、協会が「協力会社の給料などが課題」と提起。これに対し整備局は「今後も改善に向け取り組んでいくことを示したほか、「課題をさらに洗い出したい」とも付け加えた。
工期の平準化は、整備局が国債や任意着手制度など、さまざまな取り組みを行っていきたいとの姿勢を示した。
担い手確保・育成に向けては、社会貢献していることをPRしていきたいとの認識で合意。
書類については、さらなる簡素化を求める声があがり、整備局が現場を確認し周知徹底を図りたいとした。