三条市は、12月補正予算案に2018年度から19年度までを期間とする債務負担行為2件を追加設定した。スポーツ・文化・交流複合施設建設事業に46億9500万円、新最終処分場整備事業に26億4000万円の限度額を設けている。複合施設の工事公告は、予算議決後の12月下旬または1月となる見通し。
スポーツ・文化・交流複合施設は、RC造・S造3階建て、延べ床面積約1万㎡。場所は、荒町2丁目、西裏館地内。旧体育センターと総合体育館跡などの敷地1万5516㎡に建設する。
予算議決後に入札手続きに着手し、3月議会での工事請負契約承認、年度内着手を予定している。供用開始は19年12月。
設計は、環境デザイン研究所が担当。
新最終処分場は、クローズド型の全体上屋方式で、S造折板葺き平屋建て。埋め立て容量は約3万立方(15年間)。管理棟は、浸出水処理施設と一体で設け、埋立地東側に配置する。半地下のRC槽は東西110m、南北35m、深さ9mほど。
整備場所は、桑切地内の敷地約4・5ha。
貯留構造物と浸出水処理施設は18・19年度の2カ年度で整備し、供用開始は、20年4月を予定している。
設計は、エックス都市研究所。
また、図書館等複合施設建設事業で、国の交付金決定が遅延したことに伴い、旧三条小学校解体工事費1億2700万円を減額し、18年度予算へ改めて計上する。これに伴い、18年度を期間とする債務負担行為の設定額を2億2500万円から3億5200万円に変更する。