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積算ミス案件への対応、1週間後に入札執行

2017/12/06 長野建設新聞

長野市は、建設工事の入札公告案件の質問回答期間に判明した積算ミスにおいて、一定条件に合うものについては設計額を修正し、当初予定の1週間後に入札日を延期して執行する。適用は2018年1月10日以降の公告案件。対象は事後審査型一般競争入札、総合評価落札方式、条件付一般競争入札。

 入札延期の対応は、積算ミスで入札が中止となった場合、事業者への負担や市民サービス遅延などが生じるために行いもの。

 設計額を修正して入札延期が可能となるのは▽修正が容易で軽微▽入札参加資格要件を変更しない▽工事施工の主要部分で大幅な変更とならない▽設計額10%程度以内のもの―のすべてを満たす場合。

 入札を延期する場合は、修正公告を出し、再度質問受付期間および質問回答期限を設ける。

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