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中之条高校で丁張り実習

2017/12/09 群馬建設新聞

群馬県建設業協会吾妻支部は11月17日に中之条高校で丁張り技術実習を実施した。中之条高校環境工学科の1年生30人が実習に参加。地元建設業者の丁寧な指導を受けながら、同校の敷地内で丁張りの工程を学んだ。

同校の鎌田幸生校長は「教室で学ぶことよりも、実際に体を動かして学ぶ方が得るものが大きい。地元の建設業者の方に指導して頂く機会も貴重。しっかりと取り組んでほしい」と生徒に呼び掛けた。

実習は4人1組の班に分かれて実施。校舎裏に道路を整備する想定で、目印となる杭を打つなど丁寧に作業を行った。

吾妻支部では、同実習のほかにも、同校の2~3年生を対象に美野原用水で補修実習も行っている。1年生を対象とした実習は今回が初めて。1年生から3年生までを通して地元建設業と協力し実習できる環境は県内でもめずらしい。今後も、建設業の担い手育成等を目的に活動を続けていく方針。

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