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職人育生塾に鹿児島県建設業協会が視察

2017/12/15 群馬建設新聞

職人の育生と建設業界の担い手確保を目的とする職人育生塾・利根沼田テクノアカデミー(桑原敏彦校長)に鹿児島県建設業協会(川畑俊彦会長)の総務委員会が視察に訪れた。同校でカリキュラム等の概要説明を受けた後に、施設内を見学。午後からは前橋市内の群馬建設会館に会場を移し、群馬県建設事業協同組合(青柳剛理事長=群馬県建設業協会長)との意見交換会も行われた。

利根沼田テクノアカデミーでは、立ち上げまでの経緯や各コース内容などを説明。その後、実際に施設内を周りながら訓練生の様子や日々の訓練方法等を紹介した。

桑原校長は「担い手不足は業界全体の喫緊の課題。今後は元請け業者などとも協力し、課題解決に向けて取り組まなければ業界自体が成り立たなくなる」と危機感を表した。青柳会長は「施設や仕組みも大切だが、桑原校長のような、業界に新たな人材を呼び込もうとする熱意のある人がいなければ、育生塾は実現できない」とし「熱意のある人物を発掘することが必要」と呼び掛けた。

群馬県建設事業協同組合との意見交換では、同組合が行っている道路環境整備事業の説明が行われ、共通する課題などについて積極的に意見が交わされた。

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