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塩尻市建設業協会

恒例の新年祝賀会を開催

2018/01/17 長野建設新聞

塩尻市建設業協会(清澤由幸会長)と塩尻市建設業協会代人会(鵜飼治樹会長)は15日、新春恒例の新年祝賀会を塩尻市内のあさひ館で開き、新年の門出を祝った。

祝賀会には両協会の会員と多数の来賓などおよそ60人が出席して盛大に開かれた。最初に清澤会長は、本年度これまで実施した協会事業を振り返り、「昨年10月28日に小学校6年生の親子を対象に現場見学会を開いた。多方面から注目を集め、当日はテレビや新聞から多くの取材が訪れ、県内各地に発信できたのではないかと思う」と紹介。続けて「20年後はきょうご出席皆さまの多くが現場をリタイヤされる。20年先の塩尻市の安全・安心、災害対応は一体どうなっているのでしょうか。今、何もしなければ間違いなく大変厳しい状況になる。しかし、現場見学会に来てくれた子供たちは建設業に興味のある子供たちばかりだった。アンケートの結果、親も子供が希望すれば建設業に就職させたいと言っていた。こうした種をまき続け、本年もこの活動を地道に続けて、将来塩尻市内企業に就職していただけるような環境整備を協会、本日お越しいただいている来賓皆様とつくりあげていきたい。そのためには工事量の確保。本年はいよいよ新体育館建設に向けた年だが、一般建設工事量が減るのではないかと不安視している。ご配慮いただきたい」と求めた。続いて鵜飼会長は「建設業の社会的使命を再認識し、地域との共生を基本とした社会貢献をより一層積極的に行っていく」と決意を新たにした。

多数の来賓の中から塩尻市の小口利幸市長は、協会が実施した親子見学会について「協会が後継者という課題について自ら考え実施した特筆すべき一つの形だ」と高く評価。続けて「新年度の予算査定が始まったが新年度予算は大幅増になる。約273億円とここ5年間で最大規模になる。広丘地区センターの予算は単年度予算で8億円くらいになる。いずれにしても地元に還元できる形を考えることがこれからの課題だ」と述べた。塩尻市議会から金田興一議長は「これからも市民が安心して暮らせる市にするため、皆様の絶大なる協力が引き続き必要」と期待した。


【写真=協会と代人会の発展を祈念し乾杯】

協会の発展を祈念して乾杯

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