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(社)長野県建設業協会須坂支部

組織挙げてオペレーター養成/除雪講習会

2018/02/09 長野建設新聞

 県建設業協会須坂支部(須加尾恵一支部長)は6日、除雪講習会を高山村の県道山田温泉線牧上チェーン脱着所で開いた。昨年に続き2回目の開催で、県須坂建設事務所が共催。若手技能者を中心に12社25人が参加し、除雪作業のスキルアップを図った。

 須加尾支部長はあいさつで、「大雪の際は昼夜を問わず不眠不休で作業することもある。そんな中、一人でも多くのオペレーターを養成したいとの思いから本講習会を企画した。緊急事態に備え、新たな資格取得者を増やすことが必要。支部を挙げて取り組んでいきたい」と述べた。

 須坂建設事務所の中村勝男副参事兼維持管理課長は「後継者育成、技能伝承の取り組みは非常にありがたい」と謝意を表した。

 講習会では、須坂建設事務所の片桐宝博維持管理課主幹が講師役を務め、ロータリーからダンプトラックへの排雪作業をメインに演習。参加者は代わる代わる大小2台のロータリーに乗り込み、作業の精度を高めた。

 須加尾支部長は、講習会の成果に期待するとともに、「オペレーター不足に悩む地域は多い。資格取得を支援する補助制度が必要ではないか」と提起した。

 なお須坂支部では、支部による地域貢献の取り組みをPRする目的で、このほど揃いのビブスを作製。本講習会でお披露目された。

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