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「9月目途に進める」県議会答弁 富士北麓公園の芝生張替え

2018/03/09 山梨建設新聞

 2月定例県議会の一般質問において、富士北麓公園の改修について守屋守教育長は、秋口をめどとして整備を進めていく考えを明らかにした。チームやまなしの早川浩議員の代表質問に答えた。

 守屋教育長は芝生改良に関して「球技場は耐久性と回復力に優れた球技に適した芝生に張り替え、スプリンクラーを設置する」と答弁。一方、陸上競技場については、現在と同じフィールド競技で使用できるものとして「9月を目途に順次実施する」と述べた。

 また、早川議員は富士五湖周辺の基盤整備に質問を寄せ「湖畔沿いの舗装は劣化が進んでいる。策定中の舗装維持管理計画とはどのようなものか」とただした。

 これに垣下禎裕県土整備部長は「大型車の通行が1車線あたり250台以上通行する道路を重交通路線に位置づけて、予防保全型の管理を取り入れて長寿命化を図る。それ以外の道路は、日常パトロールに基づき、緊急性の高い箇所から補修を行っていく」と答弁した。

 さらに同議員は、観光地における歩道は両側が必要として、国道137号富士山駅から河口湖駅の区間における歩道整備の考えを問、垣下部長は「区間約3㎞の南側は全区間、北側は部分的に整備されている。明年度、富士北麓地域の道路ネットワークを議論する検討会を設置するを予定。このなかで課題のひとつとして取り組む」と述べた。

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