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(社)長野県建設業協会木曽支部

木曽支部が恒例の年度末パトロール

2018/03/10 長野建設新聞

長野県建設業協会木曽支部は7日、県の発注機関と協働して年度末恒例の安全パトロールを実施。年度末を迎える各現場で安全施工を呼びかけた。

当日は、同支部から安全委員会(砂山右近委員長=山一建設)を中心に8人、発注者は木曽建設事務所や木曽地域振興局の林務課と農地整備課の職員ら6人が参加した。

パトロールは北部、中・西部、中・南部、南部の4班に分かれに合計16カ所を実施。終了後、木曽建設会館に戻って開いた結果報告会で発注者を代表して木曽建設事務所整備・建築課の丸山課長は「年度末に向けて現場が慌ただしくなっており事故が発生しやすい状況にある。このような事故を未然に防ぐため、安全意識の高揚と安全対策の徹底を呼びかけた。3月になったが寒い日もあり、突然の雨などによる地盤の緩みや融雪による事故発生リスクが増加するので、十分に気を付けてほしい。改善点や今後の安全対策をを聴いていただき、管内の工事現場の安全が一層向上するように受発注者で協力して取り組んでいきたい」と述べた。続けて各班が報告を行った。最初に北部班から大河建設の河社長が「工事の規模によって安全管理や工事看板に多少の差があったと感じた。それぞれの現場で安全に対する取り組みや工夫を感じた」。中西部班は安全指導員の原氏(木曽土建工業)が「すべての現場で安全対策がとられ、指摘事項はなかった。現場内も整理整頓されていた」と評価。中・南部班は安全指導員の新井氏(大宗土建)が「玉掛けワイヤーも点検・整備され破損等もなくしっかりしていた」。南部班は志水氏(畑中建設)が「雨量計を現場に設置してあったのはよかった」など、それぞれ評価した点や指摘事項を報告した。


【現場で安全を呼びかけた】

パトロールのもよう

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