記事

事業者
新潟大学,東日本高速道路(株)新潟支社

新潟大とネクスコ東日本が産学連携協定を締結

2018/03/09 新潟建設新聞

 新潟大学とネクスコ東日本新潟支社は、産学連携推進に関する協定を締結した。両者は、これまでに道路構造物の塩害や老朽化など工学分野での共同研究を進めている。今回の協定に基づき2月からは同大学経済学部と観光振興や地域活性化に貢献できるSA・PAの将来像に関する共同研究に着手するなど、両者の組織力を活かした幅広い分野での共同研究を進める。 

 1日には協定の締結式が執り行われ、新潟大学の高橋姿学長とネクスコ東日本新潟支社の寒河江克彦支社長が協定を交わした。高橋学長は「これまでは工学系が主体だったが、本学は10学部を有しており、いままでに無かった組み合わせなど、大きな可能性を秘めた連携協定となることを期待している」と述べた。

 寒河江支社長は「高速道路に関する幅広い分野での課題解決、新潟の地域特性を活かした研究、高速道路というフィールドを活用した実践的な研究や教育、人材育成に向けた協力を行い、連携して広範な研究と成果を通じて新潟の発展に貢献する」と述べた。

 ネクスコ東日本では、6大学と同様の協定を締結しており、新潟支社管内での協定は初めて。また新潟大学でも2社との協定を締結しているが、インフラ関連企業とは初の連携協定となる。

【写真=両者が協定を締結】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら