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新潟第一中学高校で校舎建替え総事業費50億円

2018/03/13 新潟建設新聞

 学校法人石善学園新潟第一中学・高等学校(本間達郎理事長)は、校舎および体育館棟の建て替えを計画している。新潟市中央区関新3の現校地内での建て替えを計画し、既存本校舎、第1、第2体育館を解体。跡地に中央棟(SRC一部RCおよびS造7階建て、延べ床面積9119㎡)と南棟(RC造3階建て、延べ床面積2410㎡)の校舎棟2棟、体育館棟(SRC造2階建て、延べ床面積2113㎡)を建設する。既存の西棟は改修するほかセミナーハウスは残す。

 総事業費には調査設計、解体工事、備品等を含み約50億円を想定。

 解体工事と新築工事を一括発注する考えで、補助の内示を待って、早ければ5月下旬頃にも条件付き一般競争入札を公告し施工者を選定。7月ごろの工事着手を目指す。

 工事期間には2018年7月~22年4月までを予定する。18年7月ごろに既存第2体育館と本校舎の一部の解体を進め19年1月ごろの完了。2月から中央棟の建築工事に着手し20年6月の完成と7月ごろの供用を目指す。20年7月~21年1月の期間で残りの本校舎と第1体育館を解体。21年2月から南棟と体育館棟を建設し、22年2月の完成、4月の供用を目指す。

 開校から40年近くが経過し、施設の老朽化や耐震化をはじめ、新しい時代にふさわしい教育環境を整えるため建て替えを計画する。

 新校舎中央棟は1階~5階は普通教室、6階を小体育館兼講堂として地域の避難所としての活用も想定。特別教室や視聴覚室などが入る南棟は、低層階で計画し1階をピロティ方式とすることで正面から学校が見通せるようにする。

 設計は山下設計が担当。

【完成イメージ】

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