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フジタの設計・施工で/延べ約15万㎡ 6月着工/プロロジス千葉1

2018/03/19 日刊建設タイムズ

 プロロジス(日本本社・東京都千代田区丸の内)は、千葉市稲毛区にマルチテナント型・BTS型併設の物流拠点「プロロジスパーク千葉」の開発を計画しているが、このうちプロロジスパーク千葉1について、6月を予定して着工する。施設規模は延べ約15万㎡。設計・施工をフジタが担当し、来年8月末に完成予定。一方、プロロジスパーク千葉2についても、年内の着工を目指す。

 マルチテナント型のプロロジスパーク千葉1の建築主は、白馬特定目的会社(東京都千代田区丸の内2-7-3)。建設場所は、稲毛区六方町210-1の一部他の日東紡千葉工場跡地。敷地面積は6万6143・31㎡。

 建物規模はRC一部S造(杭基礎)地上5階建て(高さ37・2m)、建築面積3万3131・19㎡、延べ15万243・81㎡。ドライ倉庫以外に冷凍冷蔵庫を含めてあらゆるニーズを想定し、需要に応じて仕様を決定する。

 一方、BTS型(特定企業専用)となるプロロジスパーク千葉2は、敷地約3万1000㎡に地上4階建て、延べ約6万6000㎡で計画。入居企業の要望に応じて設計を行い、年内の着工、19年の完成を目指す。

 また、両施設で多くの雇用を想定していることから、専用送迎バスの運行や保育スペースならびにカフェテリアの設置など、働く人の環境にも配慮する。

 計画地は、千葉湾岸エリアから約6kmに位置。国道16号や東関東自動車道にも近く、東関東自動車道の千葉北ICからは約3km、京葉道路の穴川インターチェンジからは約4km。

 東関東自動車道と京葉道路を利用すれば、東京都心部や成田空港方面へのアクセスも可能で、首都圏へ配送する食品・日用雑貨、空港を利用した国際貨物など多様な物流ニーズに対応できるとしている。

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