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山梨県笛吹市

富士山と河口湖を一望 笛吹市が新道峠に展望台設置

2018/03/17 山梨建設新聞

 笛吹市は富士山と河口湖を一望できる観光スポット「新道峠」(同市芦川町上芦川)に展望台を設置する。アクセス路も整備し気軽に足を運べる富士山ビューポイントとして観光客らにPRする。2020年東京オリンピックまでに整備を終える計画で、現在ブレーンズ(笛吹市)が進めている基本設計を基に新年度は実施設計を行う。設計費は約1000万円を見込む。

 新道峠手前までは同町は東西に走る水ヶ沢林道を使い車で行くことができる。そこから展望台までは徒歩10分ほど。市観光商工課は「女性がヒールで行けるビューポイントとしてアピールしていきたい」と意気込む。すでに登山道が整備されているが、今回はさらに整地するなどし、アクセス環境を整える。

 展望場所としてデッキを複数整備する。眺めるだけの場所ではなく、くつろげるテラスをイメージ。机やベンチなどは置くが建物を整備したりはしない。市担当者は「それでも十分間が持つだけの眺望が広がる。富士山と河口湖を同じレベルで見られる場所は少ない」と話している。


【写真=富士山と河口湖を一望】

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